ブラジルGP

インテルラゴスでの最終戦
地元ブラジルでマッサは勝ちたいでしょう。ところがどっこいそれでは空気読めない人の烙印を押される事確実である。
ライコネンがスタートでまずハミルトンをパスして2位に浮上。そこからフェラーリの2台は独走状態へと入る。ハミルトンは焦りからかミスもしたり、トラブルもあり、後方(確か14位くらい)に沈む。一方アロンソは3位で走行していたが、ラップタイムが伸びず途中でBMWクビサオーバーテイクされ4位に。2回目のピットインの前までに、ハミルトンは8位まで浮上。これでハミルトンはポイント圏内になった。このまま行けば、ハミルトンが108p。一方ライコネンもそのままゴールすれば2位の8p入り108p。アロンソは、3位でゴールすれば、109p。アロンソのワールドチャンピオン決定である。
2回目のピットインは、フェラーリ勢はマッサから入る。ライコネンは3週後。ライコネンはその3週の間に自己ベストをたたき出しつつプッシュする。そして、ピットアウトの時には、見事1位になっていたのである。クビサは3回ピット作戦だったので、3位はアロンソになる。ハミルトンは8位で走行する。ハミルトンがこのあと7位にジャンプアップするが、それ以外では最後までこの順位は変わることなくブラジルGP終了。ライコネンが見事6勝目をあげるのである。
こうして、結果はアロンソが109p。ハミルトンが109p。ライコネンが110p。ワールドチャンピオンはキミ・ライコネン
もう涙が出てくるよ。2003年、2005年と2位の苦渋をなめてきたライコネン。今年は序盤で大きく引き離されて、もう無理かと思われたときもあったけど、めげずに追い上げて栄冠を手にしたのである。
今日はぐっすり眠れそうである。もっとも、ぐっすり寝たら2限の授業に出席できなくなるのだが。