ブラジルGP決勝

今回はGPそのものよりもバトン・バリチェロベッテルの位置関係が気になるレースだった。もちろん、ライコネンも気になってたけどね。
そのライコネンはスタートで3位まで上がって、ウェーバーもパスしようとしたけど、接触してしまってフロントウィングをなくしたので、ピットイン。なんかウェーバーが閉めすぎに見えたけどな・・・。そして、ピットイン直後、ライコネンに不運な事態が・・・。ライコネンよりも前でピットアウトしたかったのか、マクラーレンロリポップマンがなぜかGOサインを出す。ホースはまだ繋がれていたのでホースがついたまま発進してしまう。ホースからはガソリンが出ており、ライコネンにそれが掛かって引火してしまった。目を火傷してしまったらしい。よく走ったよね。そのライコネンは6位フィニッシュ。途中でグロージャンに前を塞がれていたのが痛かったかも。
中嶋一貴はまたやっちゃいましたね。確かにスリップ入ってたけど・・・。なんか判断を間違える事も多々あり・・・。戦略とかピットがまずいこともあったけど、それだけじゃ片付けられないのもあるなぁと思うよね・・・。
バリチェロはポールスタートだったけど、パンクといった不運もあり、8位フィニッシュ。バリチェロは母国GPで本当いいことないよね・・・。今回の一番の見所はオープニングでリタイアしたスーティルトゥルーリがいい争いをしている。そんな中でさっさと車に乗り込むアロンソ。この対照がたまらない(笑)。
今回のGPでバトンがチャンピオンを決めました。前半の貯金が大きかったよね。今年のチャンピオンシップはあんまり面白くなかった。なんだかんだ言って、開発にものすごい費用が投資されているのは間違いないし、レギュレーションが大幅に変わった分、余計に掛かる。KERSなんていうものもあったしね。しかも最終的にはお荷物的存在になってしまった・・・。ブラジルGPなんかKERS搭載しているチームと非搭載組のセクター組とのタイムは驚くほど変わらなかったしね・・・(笑)。速いドライバー達が上位で争えないっていうのは面白くないね。
フェラーリのF60なんて駄目な車でよく頑張ったと思うよ・・・。
来年はもっとライコネンにあったマシンに乗れるといいな。