人材とは

ここ半年程優秀な人材について考えることが多い.
一般的には優秀な人材とは,業務を1人で滞り無くこなすことができ,
かつ自分で何をすべきか判断でき行動できる人という感じだと思う.


優秀な人材を会社で欲しいと思うにあたり,
 費用を投入して優秀な(優秀だと思われる)人材を獲得する
 最低限の費用を投入し,ある程度ベースのある人材を獲得する


前者は即戦力になるであろう人材,会社に利益をもたらす可能性は高いと思われる.
後者は,半年から1年かけ(場合によってはもっと),会社の戦力とすると思われる.
後者の場合は,育成の費用が掛かる.


自分の今いるとこでは,後者で進めているわけだけども,酷い有様.
見る目が無いといえば,確かにそうなのだけど,ベースがない人にベースを構築してもらうのは相当な労力と時間が必要だし,構築できない可能性もかなりあるなと
感じている.論理的な思考力で持って仕事に当たることができない人に論理的思考力を養ってもらうには,
どう考えてどういう結論を出すかっていう訓練をしてもらわないといけないのだけども,
今までの人生でこうすればOKっていう作業でしかやってこなかった人にその習慣を植え付けるのもなかなか大変だなあーっと.
近くにいる知識のある人に聞けばいいやという安直な行動に走る.それがその人の時間を奪っているということにも気づいていない.
同じことを何回も聞く(もうちょっと言うと過去に聞いたことすら覚えていない).
論理的に思考力がないと,そんな自分を客観的に見て今の自分に何が足りなくて,どう補強していくかという至高にも至らずなのではと思う.
そんな人がベースを構築できるかというとちょっと・・・ってなるし,だったらベースある人を雇った方が良いのではという感じ.


ボトルネックができあがるとその集団全体の効率も下がるし,雰囲気も悪くなる.


というわけで,現状の結論としては,後者を雇うのであれば,ベースのあるなしを見破った上で雇いたいという事です.
以上遠回しな愚痴でした.