世の中美味しい話なんてありませんよ

先日会社の人と話をしていたときに言われた一言。

 

「30%で100の結果が出るのにどうして100%でやろうとするのか分からない」

 

30%で100の成果を得られるなんてあるわけないし、そんな怪しいセミナーの文言を信じているわけ?と感じた。自分の見ている限り30%で100の成果なんて言っているけど、その人が継続してず~っとそれをしているところを見たこと無いし、つまみ食いだけしてすぐやめてる。そんなのが、100%でやる必要がないとか曰う事自体が笑止千万なんですが、世の中意外とこういう人多いのかな。

 

そもそも何かを100%でやったことあるのか?ないとしたらほんとに言語道断ですが、やったことある人はおそらくそんなことを言わないだろうから、やったことない確率のほうが高いんだろうなとは思ってる。

 

そんな人に対して別に100%でやる気のない人に100%でやってみろなんていう気も毛頭ないんですけど、自分はそうはならないようにしようと自戒も込めてここに書いておこうと思った次第でした。

 

ちなみに手を抜くほうが難しいという話がある。

98年モナコGPで、2位のプロストに1分半の差をつけてトップを快走中のセナが途中でクラッシュした。それは「プロストがペースを下げたぞ」と言われてペースを落とそうとした直後の出来事だった。そこからセナが学んだことは「手を抜くときは全力でやらないと失敗する」ということ。

 

自分の体感でもあるけど、9割のつもりでやってたら後から振り返ると7割・8割だったりする。3割のつもりだとしたらおそらく2割とかそんなもんだろうと思う。

 

やるときは遊びも含めて全力で。全力で遊べない人が仕事を全力で出来るわけない。

手を抜くときも全力で。